マックスパーム® 工法
概要
マックスパーム注入工法は軟弱地盤の強化を目的として開発されました。
マックスパーム注入工法は薬液注入工法において最も信頼性が高く、すでに数万件からの実績を有する二重管ダブルパッカー工法(ソレタンシュ注入)に着目し、その原理を基に開発した画期的な注入工法です。
マックスパーム注入工法は経済性を追求し、また耐久性に優れた注入材を併用することにより長期間に渡り安定した改良効果が得られます。注入工法の基本である浸透注入により、できるだけ土の骨格構造を壊すことなく注入材を土の粒子間に浸透させる方法を用います。
この工法は極めて低い圧力で注入を行うため、一般的な軟弱地盤の改良はもちろん、タンクや橋脚などの既設構造物直下での対応もスムーズにできます。
用途
特徴
- 大型改良体(直径4m程度)の造成が可能です。
- 注入孔間隔が大きいため削孔本数が少なく、削孔費が割安です。
- 大きな注入速度で薬液を地盤に注入できるため、安価に施工できます。
- 施工場所は大型重機類を必要とせず小型・軽量の機械を用いるために狭部でも施工できます。
- 配管等の障害物があってもこれに影響されることなく改良範囲が施工できます。
- コンピューター制御による注入工事トータル管理システム(CCS)を注入作業に用いることにより、作業の省力化が図れます。