
このブロックは、法面を鎮圧するとともに法面上に一種の「水路」を形成します。原則として植生工を併用するため、植生工の欠点である初期の活着を保護し、ブロック工の欠点である経年変化を植物の繁茂により補うものです。
特徴
1.
侵食防止効果
表面流下水は、枠上を流れるため、豪雨などによる表土の侵食を防止できます。
2.
含水比調節効果
植生工の併用により法表面の含水比が適当に調節されます。
3.
滑り崩壊防止効果
枠組および留杭の働きにより滑り崩壊を防止します。
4.
ブロック生産、施工が容易
ブロックの生産が簡単で施工も容易です。
5.
植生による美観面の効果
美観上最も有利であり、好みの植生が併用できます。
6.
完成後も法面変状看視がし易いです。